ジ・アッチィーの漢気スピリッツ

  

チャオ・・・・・・。

現在、ＡＭ２：３０過ぎ。
え～、さっきまで眠たい目を擦りながら、車で移動
してたのね。
オレの愛車のインパネ（メーターとかあるとこ）には
ＭＤやらカードがイッパイ山積みだった為、メーター
が見えない状態なのよ。
ガソリンメーターも見えなかったワケで、ガス欠して
しもうたワケ・・・。

しかも今、止まった場所はよりによって山道。
街灯１つしかなく、オレと愛車以外は街頭ただ１つ。


めっさ寂しいッス！！（泣）
イヤ、マジで！！

一応、後でロードサービスが来るんだけど、遠方な為に約１時間かかるって。
今、こうして書いてるケータイのバッテリーもそろそろ終焉を迎える寸前。
エンジンもかからず、ケータイも使えなくなるこの何とも言えない寂しさと空しさ。
こんなオレのキモチ分かるかい！？

めっさ寂しいッス！！（号泣）
イヤ、マジで！！

しかも、ここ大分は雨。外にも出れず、もはや監禁状態。
この世にオレ一人しかいないんじゃ？という錯覚まで・・・。
遭難ってこんな心境なんだろうか。

めっさ寂しいッス！！（狂気）
イヤ、マジで！！

このまま一人ぼっちで救護を待ってます・・・。
てか、怖いッス！！（恐怖）
イヤ、マジで！！  

チャオ！！

オレがカレー好きから研究に始まって、試合会場
やイベントでアッチィーカレーを販売しているのは
ファンには御存知のコトだろう。
だけど今回はカレーの話じゃなく、もう１品だけ知
る人ぞ知るオレの大好きな料理がある。


オレは１０日に１回は必ずお好み焼きを食している。
１０日も経てば、身体がお好み焼きを欲しがるのだ。

幼稚園児の時から通っていた近所のお好み焼き屋があった。
その店はちっちゃな店でも地元では有名な老舗店。
だけど高校を卒業してから少し経った時に、高齢を理由に店を閉めた。

オレはそのお婆ちゃんのお好み焼きを再現しようと、お好み焼き屋のバイト
をして研究したり、開業しようと思った時もあった。
お婆ちゃんの店はなくても、オレはお婆ちゃんの味を再現しながら自分で焼
いている。

そのお婆ちゃんが亡くなったと聞いた。

幼い頃、お好み焼きの作り方を教えてくれたお婆ちゃん。
学生の頃、無理ばかり言って困らせたのに、文句言わず聞いたお婆ちゃん。
最近も、「元気に頑張ってる？」と話しかけてくれたお婆ちゃん。

何とも言えない心境になり、夜は友人とお好み焼きを焼いて酒を交わした。
ホロ酔いで家路に戻る時に、お婆ちゃんの店兼家の前で立ち止まり合掌した。

お婆ちゃん、安らかに眠ってちょうだい。
あのお好み焼きの味と食感はオレがしかと受け継いでみせるから！