2004年11月19日

大仁田戦への想い(後編)

オレが尊敬する一人・高橋歩の本にはこう書いてある。

【夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ】

全く持ってその通り。
オレは何一つ自慢できるコトはないけど、夢という信念と団体の理念だけは曲げずにやってきた。
夢を実現する為に行動して成功した憧れの人、そしてFMWというインディーの原点を作りあげた大仁田厚に全てをぶつける時がやってきた。

勝てる要素がないって誰もが思うだろう。オレも第三者から見たらそう思う。だけどもし、これで勝てばどうなる?衝撃的な事件だよ!無名のローカルインディーのレスラーがあの大仁田厚に勝つってコトは。そうすれば大分AMWプロレスを注目せざるを得なくなるでしょ?残り2試合?大仁田厚は胸を貸すつもりなんだろうケド、ウチにとっては最大のチャンスなんだ。オレとの対戦がラストマッチになる位の意気込みでやって欲しい。だって玉砕覚悟で闘う人は強いし、大仁田厚の毒をオレが食うつもりでいるから。それがオレにとって大仁田厚への恩返しだと思ってるし、そうありたい。


オレはプロレスラーなると決めた時、ノートを取り出し将来の夢を書いた。
その夢は…

【いつか大仁田厚と闘いたい!】

今もそのノートはまだ大切に保管している。
その大きな夢が叶うからこそ、ただの闘いで終らせたくない。何かを生むコトが出来たらと思う。





Posted by ジ・アッチィー at 19:11